Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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春到来 

バンクーバーに来て早半年。

Vancouver

半年も降り続いた雨は止み、晴れ間が広がる。

Vancouver

乾燥した空気で喉がちくちくと痛い。

Vancouver

グレーター・バンクーバーというバンクーバー市を中心とする都市圏からいまだに一歩も出ず。

カナダらしくネイチャーなことをしようと思い立ち、

市内から一時間近くの森におにぎりをもって散歩にでかけるも、帰りに遭難しかける。

Vancouver

久々の自然を満喫。

Vancouver

UBCというかなりハイレベルな大学の中にある民族学博物館を見学したり。

インディアンやイヌイットをはじめ、日本も含め特に環太平洋の民族に関する資料が盛りだくさん。

Vancouver

ぶっとんだ。↓これはメラネシアだかポリネシアだか、確かその辺のもの。

Vancouver

神々との交信に不可欠なおもしろグッズの数々。

Vancouver

当たり前だけど、同じインディアンでも民族によってデザインが異なる。

今はもう観光客向けくらいでしかこういう祭事はやらない。

当時へタイムスリップしたい、そう思わせるコレクションの数々。

Vancouver

普段は、火曜日から土曜日までの5日間の夜勤。

相変わらずのオールドスクールなダイナーでのキッチン仕事。

バンクーバーでの市民投票で二位に選ばれた、人気のお店。

Vancouver

たまに言われたことがよく解らず間違えたりするけど、

半年前に雇ってもらったときよりも若者のスラング英語にも慣れてきたし、

みんながサポートしてくれるので楽しく仕事ができている。

Vancouver

最初は7人いたキッチンクルーの中ではもちろん実力はビリだったけど、

今は日本人らしくハード・ワーカーとしての努力が認められ2位まで上昇。

今はフランスからビジネスをしたくて単身渡ってきた新人君を教育中。

Vancouver

もっとも忙しい週末は飛び交う怒号、皿やグラスの割れる音、酔っ払いたちの歌をBGMに、

サーバーは全身タトゥーでStraight Edgeのハードコア白人Tristan、文学青年のタイ系Peter、

昔ハードコアで今はヒップホップで日本映画オタクなオージーJosh、

キッチンは屁ばっかりこくギリシャ系のJasonと僕の計5人がドリームチームとして切り盛りを任されている。

夜の部は僕がキッチンのボスで、

あーだーこーだ指示しながら朝のシフト交代の時には何事もなかったかのように、

クリーニングを完了する段取りを取り仕切る。

給料もその分みんなよりもらっているので、責任重大だ。

Vancouver

このミッションに支障をきたすようなのが今まで3人ばかりいたけど、

ついていけなくてみんな辞めていった。

Vancouver

今はJasonとのタッグ。

Tristanは忙しすぎると突然奇声を発して踊りだすけど、放っておけば正気を取り戻す。

Peterは同じく突然に最近読んだ本の内容をベラベラしゃべりだすけど、

やはり聞き流していれば正気を取り戻す。

Joshは常にキマッている。

新人のJasonは元ヤク中でドラマーのおっさんだが、よく働く下ネタ大好きのムードメーカー。

忙しすぎるときにはたいてい、

”Hey Kyo! Are you ready!?”と僕に告げ、特大の放屁をかます。

パンケーキを作るのが下手でぐちゃっとなったパンケーキに粉砂糖をふるときにはいつも、

”このコカインかけときゃ大ジョブだろ”、といって大量にぶっかける。

Vancouver

みんな音楽が大好きな連中で、いろんなバンドの話をよくする。

この間はSocial Distortionのライブにみんなで出かけた。

サーバー・マネージャーでコスタリカ美女のArianaのお家に集まり、乾杯。

べろんべろんでタクシーに飛び乗り、とろとろと走るインド人の運転手に告げる。

「俺たちはロックンロール・コンサートに行くんだぜ!!もっと飛ばしてくれよな!!」

Vancouver

最も忙しい土曜の夜、

ラッシュが去る夜明け前はいつもTristanが店のオーディオをジャックし、

WarzoneやらGBHやらを爆音でたれ流し、発狂。

Vancouver

その爆音と奇声が聞こえると、忙しかった一週間が終わった、とやっと胸をなでおろすことができる。

一晩中笑いすぎて痛くなった腹にJasonのパンケーキを詰め込んで、

すっかり晴れ渡った空の下、徒歩15分の帰路。

Vancouver

たぶん日本人が想像する大自然な感じのカナダのイメージとはかけ離れた、

濃いメンツと仕事ばかりの半年を過ごしているし、この先の半年も同じように過ごすだろう。

このLucy's Eastside Dinerは本当に楽しすぎる。

Vancouver

おまけに暇を見つけてはEast Hastings stでホームレスのポートレート写真を撮る生活。

この通りはVancouverで一番の危険地帯と言われている。

注射器が道端に転がっているのはまだしも、堂々と注射している姿も。

何百人もの乞食が一同に会す、僕にとってのディズニーランドだ。

こんなのとか、

East Hastings, Vancouver

こんな感じ。

East Hastings, Vancouver

これはウチの猫のカーシャ。

腹の上に乗ってきて寝る、かわいいやつだ。

Vancouver

ウチ。

最近引越した。

写ってるのは同居人でUBCで地質学のPhD取得中のドイツ人Hendrik。

ナイスなパーティー野郎だ。

Vancouver

部屋、$465。

食費はLucy'sで食うのでタダ。

月給がだいたい$2000で毎月$1200以上は貯金できているので生活は楽だ。

Vancouver

たまにライブを見に行く。

今週末にあるネパールの孤児のためのチャリティイベントを友達がサポートしてて、

僕が出演してくれる人を探すことになった。

たまたまこっちで知り合ったバンド、rio by nightが出演してくれることに。

ウクレレ、チェロ、ベース、ドラムの4人編成。

とてもおススメ。

Vancouver

7月から8月にかけて一ヶ月の休暇をもらったんで、

フェスティバルやらトレッキングやら、多少カナダらしいことをするつもり。



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夏総集編 


ここカナダにもようやく訪れた夏。

強い日差しを受け、灰色だった街が色を帯びキラキラと輝きだした。

仕事なんかやってるほど暇人ではない僕は一ヶ月の休暇をもらい、遊ぶことに大忙し。

Vancouver Folkmusic Fesを皮切りに、あちらこちらへと繰り出した。



Vancouver Islandでは、世話になっているNilsの実家で美味しいナチョを頬張り、

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この島でのFirst Nationsたちの拠り所であるDuncanという町で行われるMusic Fesへ。

burogu2.jpg

北米はCamping carの本場だけあって、よだれモノのコレクションの数々。

JPEG.jpg

3日間のFesの後は、雄大なNanaimo riverのほとりで野営。

カレー8人前を3人で綺麗に消化。

コラージュ

メンバーチェンジを経て、最果ての地、Nootka Islandへ。

コラージュ1

この無人島で五日間のキャンプ生活。

実際にはNootka族が4000年も前から住んでいるようだ。

まさに、Middle of nowhere...

コラージュ2

熊の足跡が至る所に。

生態学者の父を持つNilsから、

動物や植物のことや熊からの身の守り方についてレクチャーを受けつつ、

ブッシュ・ウォークとビーチ・ウォークを繰り返す。

コラージュ3

静かな波の音をバックに、焚き火の音に耳を澄ます。

夜空にはペルセウス座流星群という贅沢。

コラージュ4

このトレッキングのゴール地点Yuguotの港には教会がある。

トーテムポールと十字架という、不思議な組み合わせ。

ここはCaptain James Cookがヨーロピアンとして初めて上陸し、

British Columbia州の歴史が始まった地でもある。

DSC01628.jpg

気のいいNootka族のおじさんが、Vancouver Islandまでのボートを出してくれた。

トーテムポール作りの現場に遭遇。

DSC01651.jpg

お次はSquamishの森の中で開催される、Bass coastっていうRaving partyへ。

雪解け水の川で沐浴。

クレイジーな4日間を過ごした。

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竹でティピ(三角錐の形をした伝統的なテント)を作り、仲間たちとの記念撮影。

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この夏に、悔いなし。


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