Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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真夜中のファンファーレ~地図にない村から~ 

黒海へと旅立つパスカル氏を見送り、僕は南下することにした。

相棒はフランス、ブルターニュ出身のエマニュエル氏(24)。

カムチャツカを目指す旅の途中だという。

「高校の時、冬でもTシャツだったからよくクレイジーって言われてたよ。」

そういうのクラスに一人はいたなー。。。


まずはRoman(ロマン)という町まで下ったはいいが、宿探しに苦労した。

道行く人に尋ね、なんとなく歩く。

20kgに達したバックパックが肩に食い込む。

途中でピザ屋の主人に尋ねたところ、

車でこの町で一番安いという宿まで送ってくれるという。

お言葉に甘えて到着したのは、ジプシー酒場。

場末の雰囲気満点で、一人6ユーロ。。。


ベッドはひとつしかないので、しかたなくエマニュエル氏とシェア。

朝起きると、晴天!

今日は近くにあるはずの伝説のジプシー村まで行く。

この村は、とあるジプシーバンドの本拠地だ。

人口400人ほどの村で、8割がミュージシャン!


とりあえず石灰を村々へと運ぶトラックをヒッチハイク。

Zece Prajini

ドライバーは英語を話し、奥さんは日本に住んでいたという。

電話で奥さんと話し、あの村は泥棒がいるから気をつけて、という忠告を頂く。

会話は日本語だ。

まさかこんな地図にも載っていないようなところで日本語を話せるとは。。。

Zece Prajini

到着した村の名は、Zece Prajini(ゼチェ・プラジニ)。

宿が無いと聞いていたので、ドライバー氏に相談したところ、

彼の友人宅に泊めてもらえることに。

Zece Prajini

その友人というのが、

例のバンド「Fanfare Ciocarlia」(ファンファーラ・チョクルリーア)のボス、Dan Ionel Ivancea氏。

Ivancea氏のブラザーCipran氏がこの家のオーナーで、世話をしてくれることに。

Zece Prajini

このバンドは世界最速ジプシー・ブラスバンドとして、来日経験もあるのだ。

Zece Prajini

Cipran氏と相談したところ、バンドを呼んでパーティーを開いてもらえることに!

もちろん相手はプロなので一人10ユーロくらい払う。

Zece Prajini

息子のDragos氏(17)に誘われて、夜のパーティーまでサッカー。

Dragos氏は若干17歳ながら、

ヨーロッパをはじめ、昨年10月にはパキスタンのラホールで公演した実績を持つ。

彼はFanfare Ciocarliaとは別のバンドに所属。

6歳からSAXをはじめたそうな。


日仏連合 vs ジプシーミュージシャンズ。

日仏連合が3:1で勝利!

その後はジプシーキッズたちとミュージシャンズのサッカーテニスを観戦。

Zece Prajini

キッズたちに、

「俺は本物のジャッキー・チェンだ!!お前ら全員のキンタマ引っこ抜く!!」

と言い放ったところまん丸な目をさらに丸くして驚き、完全に信じてしまった。

Zece Prajini

2時間に及ぶカラテ、ジュードー対決で死闘を繰り広げる羽目に。

Zece Prajini

馬のクソだらけになりながら、草原を転げまわった。

Zece Prajini

この村では、男の子はみんなミュージシャン。

誰に聞いてもみんなオルガンが弾けたり、SAXやバスが吹ける。

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そして夜、近所中からジプシーたちが集い、大宴会!

Zece Prajini

Dragos氏のファンファーレでパーティーは幕を開ける。

Zece Prajini

途中、Dan Ionel Ivancea氏も駆けつけ、熱狂の渦!

メンバーは、

Organ - Florin氏、

Voice - Petronel氏

SAX - Dragos氏

SAX - Dan Ionel氏(Fanfare Ciocarlia)


みんな農作業からそのまま来たのか、泥だらけの長靴でステップを踏む。

Zece Prajini

泥酔したおじいちゃんが現れ、ロボットのような固い動きで庭を所狭しと踊る!

このおじいちゃん、

動きが固すぎてしかもものすごい力なので

手をつないでいるときにこっちがくるっと回ると僕の腕の関節がばっちり決まり、

毎回悶絶する羽目に。。。

Zece Prajini

妖精のような格好をした泥酔ガッジョ(ジプシーじゃない人)おやじが現れ、

さらに泥だらけになりたいのか、なぜかでんぐり返りを繰り返す!

この妖精おやじ、

手をつないで踊るときに僕の小指と薬指の間をものすごい力で押すので、

毎回悶絶する羽目に。。。

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満月の夜にファンファーレが鳴り響き、ハチャメチャな悶絶の宴は朝まで続いたのであった。

Zece Prajini

この村は確かに超貧乏だが、

泥棒が居そうなところではなく、のどかな美しい田舎の農村だった。

Zece Prajini

みんな笑顔で挨拶を返してくれるし、

昼間から酒を飲んでるのは別にこのような村では当たり前だし、

何日居てもいいなと思った。

Zece Prajini

ただし、誰もまともに英語が話せないので、

フランス人を連れていかないとコミュニケーションが厳しい。。。

Zece Prajini

*Fanfare Ciocarlia関連情報

映画「Iag Bari - Brass on Fire」(邦題:炎のジプシーブラス ~地図にない村から~)
http://plankton.co.jp/brassonfire/

映画「ジプシー・キャラバン」
http://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/

FANFARE CIOCARLIA "BBC Award 2006"
http://www.youtube.com/watch?v=eMMyYN4N318&feature=related

Fanfare Ciocarlia "Manea Cu Voca"
http://www.youtube.com/watch?v=_MsWl7eCs_E&feature=related


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この記事に対するコメント

炎のジプシーブラス見たよ。
ものすごく泥臭いて、イイね!!

こんな世界があるの知らんかった。
ヨーロッパは全く興味なかったけど行きたくなった。

edo #- | URL
2010/10/02 00:10 * 編集 *

Re:

Edo様

やれやれ、泥臭いというか、もう泥だらけです。
さてはイバラキ唯一の娯楽施設、ツタヤに直行されましたな。
おれまだ見たこと無いんだよね。
旅行中にたまたまネットでこのバンド見つけたもんで。
”炎のジプシーブラス”見たい!
帰ってからのお楽しみ。。。

ジプシーの村はちょっとヤバめなインドみたいで特別だよ。
おれもヨーロッパ、甘く見てたわ。




Zack de la Mita #- | URL
2010/10/02 03:31 * 編集 *

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