Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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ウイグルの地 

中国風に近代化されたタジク人の古都タシュクルガンは一泊のみで、

いよいよシルクロードの要衝、カシュガルを目指す。

Tashikurugan

北京時間とウルムチ時間の2種類の時刻がある新疆では、

バスの出発時間なんて簡単に間違う。

Karakuri lake

案の定、間違えて翌朝のバスを逃してしまった。

仕方無しにタクシーを捕まえ、カラクル湖を経由してカシュガルだ。

Karakuri lake

景色は大草原地帯を抜け、山岳地帯、砂漠地帯、ステップ地帯、

そしてカシュガルへと到着する。

Tashkurugan

この道程の間、写真撮影のためタクシーを何度もストップさせ、

ワンシャッターに5分も10分もかけているJulienに、

とうとう説教大会が開始された。

Karakuri lake

根は最高にいい奴なのだが、

周りが見えなくなる癖は今回に限ったことではなく、

ここで言っておかないと、今後も許容してしまうことになりかねない。

Karakuri lake

ただ彼の写真はかっこいいので、

もっと撮っていて欲しい気持ちもあるが、独りの時にやってくれ!

という論理が働いてしまう。

Shinchuan Uygle

しかし、決して彼は独りになりたがらないので、困る。。。

Tashikurugan

説教大会も収束気味になってきたところで、

車の外の景色は、空気もろとも黄色へと変化していた。

Shinchuan Uygle

この色は何かの写真で見たことがある。

まさしくカシュガルの色だ!

とうとう、何千キロもの道程を越えてカラコルムハイウェイを、

南の端から北の端まで縦断したのだ。

Shinchuan Uygle

以前にここへ来たことのあるダイスケさんの話によると、

旧市街は縮小され、中国風のビルディングが増えてしまったとのこと。

Kashgar

それでも旧市街や職人街が無くなってしまったわけではないので、

迷路のような裏路地を徘徊したり、

久しぶりの中華料理やウイグルの肉料理を堪能して過ごした。

Kashgar

食い物うますぎ。

Kashgar

肉が特に安い。

Kashgar

彼らの主食は肉。

Kashgar

夜の屋台街を徘徊。

Kashgar

ここでJulien、ダイスケさんとはお別れ。

Julienは正月前後に、釜山から船に乗って日本へ上陸する予定。

Kashgar

次の目的地であるクルグズスタン共和国へは、

バスが不通なのでカシュガルからチャータータクシーで国境まで行き、

国境からはヒッチハイクと乗り合いバンを利用し、

クルグズ第二の都市オシュへと向かう。

Kashgar

同じユースホステルに宿泊している香港から来たラウ氏は、

中国の東西南北端を制覇するのが目下の目標。

Kashgar

銀髪の老紳士だ。

Kashgar

国境までは彼のチャーターした車に乗り込むことができ、

考えられないほどの格安料金で国境に到達できた。

がっちりと握手し、ラウ氏にさよなら。

Kashgar

中国側の国境から徒歩でクルグズ側国境までは7Km。

三蔵法師が現れそうな山あいの道を歩く。

巨大な中国のトラックをヒッチハイク。

クルグズ国境を越えると、そこはもう旧ソ連。

曇り空。凍てつく空気。寂れた町。

Torugart Pass

散在する錆びたトレーラーハウス。キリル文字。

ユウタマエダ氏と僕は、

待ち構えていた乗り合いバンに乗り込み、オシュへと走り出した。

Torugart Pass

オシュまでの道は、山岳国クルグズならではのものだった。

雪原を無理やり突っ走る。

Torugart Pass

吹雪の中、バンは雪に足をとられスタック。

Torugart Pass

気温は零下。乗客みんなでバンを押す。

またスタック。手が凍る。吹雪のため視界は10mもない。

抜け出せたのは1時間後。


何事も無かったかのように、バンはまた山道を走る。

朝にカシュガルを出て、オシュに到着したのは夜。

日程については上出来だったけど、疲労感でいっぱい。

死んだようにベッドに横たわり気絶。

いつの間にか朝を迎えていた。

外は土砂降りの雨だった。
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