Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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牧場への道 

どんよりと重い鉛色の雲が、

先カンブリア紀の地層がむき出しになった回廊に蓋をする。

Fairy meadow

時々、バックパックのレインカバーを小雨が打ちつける。

Fairy meadow

このタイムトンネルを抜ければ、例の”おとぎ話の牧場”。

でも、行けども行けども着かない。

往路はずっと登りになるのだが、1350mも上昇しなければいけないうえに、

道自体も延々14kmもある。

最初の計画では、初日にFairy Meadowに到着できることになってたが、

Joelという寒村に到着したときには辺りは真っ暗。

ここで一泊しようと、宿らしきものを探し始めた。

すでに歩き始めて5時間が経っていた。

すると、前方から大きな黒い塊がこっちに向かって来る。

黒い馬に乗った青年だった。


「アッサラームアレイクム!」

「アレイクムアッサラーム。。。」


宿があるというので後を追っていくと、小屋に着いた。

ここで出迎えてくれたのが、24歳にしては老けすぎなJan氏。

Fairy meadow

彼は山小屋をFairy Meadowにも持っているというので、

お世話になることにした。

彼の作る”豆汁ご飯”は、最高に美味い。

Fairy meadow

翌朝7:00、Joel村の前に立ちはだかるでかい山を登り始める。

今までの回廊風の道とは違って、険しい山道だ。

Fairy meadow

それでも2時間ほどすると、やっとFairy Meadowに到着。

Fairy meadow

晴れていれば眺めは抜群のはず。

Fairy meadow

巨大な氷河の向こうにまた巨大に雪山がそそり立っている。

Fairy meadow

足元の牧場は一面、緑色の絨毯を敷いたよう。

Fairy meadow

で、気づいたのが3つの事実。

1、客が自分だけということ。

2、雲が厚くナンガ・パルバット峰の全体像が見えないこと。

3、Jan氏以下、彼の従弟、甥までもが世話役でついてきたこと。

1と3は良いとして、2は致命的。。。

Fairy meadow

もうどうでも良くなって、テンションの高い従弟と甥にカメラを渡してしまい、

しばらく帰ってこなくて不安になった。

Fairy meadow

朝と昼は、持参したパンやインスタントヌードル、マカロニを自炊。

夜は、激美味の”豆汁ご飯”を作ってもらう。高いけど。

Fairy meadow

薪を割り、カマドにくべる。

炎がゆらゆらとみんなの顔を照らす。

ネパールでのトレッキングの日々が思い起こされる。

Fairy meadow

晴れないので、一泊だけで下山した。

Fairy meadow

Joel村でまた一泊。

Fairy meadow

Jan氏が遅い昼飯いを食いに2kmとなりのTato村まで行っている間に、

今度はJan氏の4歳の息子と、別の12歳の甥、5歳の甥が現れた。

Fairy meadow

彼らは手際よく、小屋の鍵を開け、薪を割り、

水を汲み、かまどに火を入れた。

Fairy meadow

子供ながら一人前に働いている。

Fairy meadow

晩飯はみんなで激美味豆汁ご飯。

チャイをすすり、従弟と青年のほうの甥が撮った写真の鑑賞会をして、

早めに床についた。

夜になると雲が晴れ、満点の星空が姿を現す。

朝方にはまたどんよりとした雲にこの寒村は覆われる。

帰りはまた先カンブリア紀のワープホールをくぐり抜けて、

Ricot Bridgeというインダス川の架かる橋まで降りる。

Fairy meadow

この橋を越えると、やっと現世に戻れるといった感じだ。

Fairy meadow

3日ぶりのけたたましい自動車の音が少し新鮮に感じる。

そこからGilgitの町までヒッチハイク。

Fairy meadow

Gilgitの宿のおっさんやらおっさんやらに、

お帰り、雨が降ってたから心配してたぞ、

5時間でJoel着いたの?速いなー!と、なかなか嬉しい言葉をかけてもらい、

このささやかなトレッキングの旅は終了した。

今はまたKarimabad村。

花はすでに散り、新緑の季節を迎えようとしている。
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この記事に対するコメント

充分

おとぎ話の世界。キレイ。
木の小屋とか子供たちとか。
アンド、キョウヘイグラビアですな。

ギルギット行って見たいv-22

akamoco #pBoZlR9Y | URL
2010/04/30 15:27 * 編集 *

Re: 充分

akamoco様

ハードなトレッキングの後は、のんびりグラビア撮影に限りますな。
カラッシュバレーあたりなんか、かなり綺麗らしいですよー。

Zack de la Mita #- | URL
2010/05/13 19:21 * 編集 *

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