Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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ブルターニュ地方を歩く 

ちょうどクリスマスの日、TGVに乗ってブルターニュ地方へと足を延ばした。

日暮れ時に到着してモン・サン・ミッシェルを参拝。

干潟の上に聳え立つこの教会、シーズンがシーズンなだけに、

人でごった返している。

ライトアップされ海の上にぼうっと浮かび上がるモン・サン・ミッシェルを目指して、

岸から海へと伸びた一本道を進む。

さっきまで雪を降らせていた雲もはけ、星が空一面に瞬いている。


参拝を終え目星をつけていた宿に行こうとするも、

地図をはじめて見て驚愕の事実に気づいた。

ここから20kmも離れた寒村にその宿はある。

バスの営業もとっくに終わり、タクシーも休みだ。

とりあえずコンパスを見ながら歩くしかない。

遠くに霞むモン・サン・ミッシェルの明かりを頼りに、

広大な畑だらけのブルターニュの田舎を、星空の下ひたすら歩く。

星々と月食後の赤い月が出ているおかげか、これはこれで楽しい。

France

最悪の場合に寝床にできそうな電話ボックスもなく、ただひたすら歩く。

ヘッドライトの電池が切れた。

看板を見るには暗すぎて、方向を見失いそうになる。


手提げビニール袋に突っ込んでおいたソーセージをかじるが、

手袋を脱ぐと寒さですぐ指先の感覚がなくなる。


墓場や畑やクローズしたペンションを横目に歩くこと5時間。

ようやく目当てのサン・マルカン村にたどり着いた。

時計の針は午前零時を回っていた。

France

翌朝は早く起きて霜の降りた畑を散歩。

France

朝食を頂、宿のイギリス人夫妻の好意でモン・サンミッシェルまで車で送ってもらった。

France

昨晩のいかがわしい電飾に妖しく浮かぶ教会とは違って、

昼間は静かな雰囲気。

France

午後にはパリへと戻った。


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