Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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サンタクルス 


ノスタルジックな思い出をイグアス移住地に残し、

首都アスンシオンでバスを乗り換え、ボリビアへ入国した。

サンタクルスというコロニアルな街に降り立ったが、

イグアス移住地から正味30時間以上の長時間の移動で疲労困憊。


とりあえずどこに行けば良いのか分からず夜のバス停をフラフラしていると、

同じバスに乗っていた旅人に声をかけられる。


Louiseと名乗るその女性はマンチェスター出身の24歳。

一緒にダブルの部屋をシェアしようとのお誘いだ。

疲れていたし内心ちょっと面倒くさいと思いつつも、

タクシーで安宿街まで繰り出すことに。


Louiseはバスの中で出された油まみれのローカルフードが食えず、

餓死寸前だった。

それにも関わらず明るく陽気に振舞っているのがなかなか愛らしい。

とりあえず安い部屋を見つけてチェックイン。

近くのレストランで巨大なサンドイッチに二人とも夢中でかぶりつき、

午前0時、お互いの旅の話を肴にパブで乾杯。

何もないと思っていたサンタクルスの街だけど、

この陽気なパートナーのお陰で面白いことになりそうだ。

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動物園 


サンタクルスはインディヘナよりもスペイン系の人が多く、

インディヘナ大国ボリビアにあってはちょっと異質の街のようだ。

見たい物も特に思い浮かばず、Louise嬢と街を適当に歩くことに。

教会、コロニアル様式の建物、

残念ながらお互いこういったものにはあまり興味が沸かないようだ。


とりあえず動物園に行ってみることに。

コンドルとかプーマとか、そのほか見たことも無い動物を見れたけど、

見た感じ栄養状態や衛生状態は良いとは言えず、

残念ながら艶の無いボサボサの毛並みをした動物たちが、

狭い檻の中でゴロゴロしているだけ。

Santa Cruz

それでもこんな萎びた動物園でも一緒に笑える人がいることが、

やっぱりうれしかったりする。

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富の山のカルナバル 

楽しい三日間を過ごしたLouiseとのコンビだったが、

いつかの再会を約束し、お互い別々の道へ。

彼女は首都ラパスへ、僕はポトシへ。


ポトシはセロ・リコという銀山で栄え南米の富の源泉となった町。

いまだにこの山では悪条件下での過酷な重労働が続いている。

到着した日から運良くカルナバルが始まっていた。

Potosi

町の裏手にどっしりと聳える"富の山"をバックに、

インディヘナたちが豊作を祈って空気の薄いこの町を踊り歩く。

Potosi

久しぶりに一眼レフを構え、パレードの先頭で写真を撮りまくる。

Potosi

水鉄砲や泡スプレーからは身を守れない。

Potosi

抵抗しても仕方が無いわけで、

彼らのオープンな懐に入り込ませてもらい、全力で楽しむことにした。

Potosi

カメラだけは守りつつも水と酒と泡まみれになりながら、

いつの間にかインディヘナのオバちゃんたちと肩を組み、

写真のことなんか忘れてパレードの真ん中でくるくると踊っていた。

Potosi

楽しかった~!ありがとうアミーゴたち!

Potosi

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天国 

カルナバルが続くポトシを後にし、

いよいよ一般的にいうボリビアのハイライト、ウユニ塩湖へと歩を向けた。

ちなみに僕の中でのハイライトは、ラパス以北のアンデス山脈。

雨が降って塩湖が鏡面のようになる時に行くと最高だと聞いていたので、

ウユニの町で雨が降るまで待機した。

カラカラの天気が続いていたが到着四日目に雨が降り、

翌日にはUS$20の日帰りツアーに参加した。

ランドクルーザー2台に14人が乗り込み、

うち一人だけカナダ人のおじさん、他はみんな日本人だ。

Uyuni

舗装されていないデコボコ道をこのデカイ四駆はがつがつと進み、

地平線の彼方にうっすらと光る水面が見えてくる。

いよいよ天国のようだと形容される雨季のウユニ塩湖に突入だ。

Uyuni

上空は濃厚な群青色の空が展開し、

地平線の上には入道雲が平べったく横に伸びている。

塩湖の上を音も無く滑るように車は走る。

Uyuni

みんな言葉を失って360℃広がる幻想的な光景を見ている。

時折、どこからとも無くため息まじりに「天国みたい...」との声が聞こえる。

Uyuni

確かに言葉を失うくらいの綺麗な光景であり、天国みたいだ。

しかし生物が存在しない死の世界でもある。

Uyuni

時折、

フラミンゴの群が上空を優雅に渡っていくのが見えるが、

彼らは人が天国と呼ぶこの地には降り立たない。

Uyuni

今までの旅で見てきた景色とは全く異なる、ここだけにしか無い景色だ。

Uyuni

他の星に行けば似たような景色があるのかな、とか、

むかし熱中していたMYSTというTVゲームを思い出したりしながら、

だらしなく口をぽかんと半開きにして、呆然とこの景色を見つめていた。

Uyuni

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ラパス 

ボリビアの首都ラパスに到着してすぐ、東日本大震災のニュースを見た。

旅人の中にも被災地出身の人がいたりして、

こんな地球の裏側にいても決して対岸の火事というわけにはいかない。

旅人同士で持てる情報を交換しあい、励まし会いながらの生活をしている。

これ以上の被害が発生しないことを祈るばかりだ。


この旅行でお世話になった世界中の人々から安否確認のメールが続々と届く。

英国、フランス、オランダ、ドイツ、スロヴァキア、バングラデシュ、

パキスタン、イラク、ネパール、中国、カナダ、アメリカ、etc....

旅で得たものが何なのか明確には分からなかったし、

特に何かを得たい、という気持ちも強くはなかったけど、

今回の出来事を期にそれが何か、やっと分かった気がする。


今はラパス以北のアンデス山脈トレッキングに向けての準備、

カナダで働くための準備、

英語とスペイン語の勉強をして暮らしている。

新しい相棒も手に入れた。

Lapaz

南米は楽器を持って旅をしている人が多い。

宿の共有スペースでチェスボードを開いてギターを弾いていれば、

自然と人が集ってきてくれて、

映画談義や音楽談義やお互いの国の歴史談義が始まる。

バンジョーだったり、ブルースハープだったり。

昼間は語学を勉強して、日が落ちればパーティーで覚えた単語を使う。

Lapaz

まあ、はっきり言って、沈没?

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