Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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ピッコロ星人探訪記Ⅲ 

夢を見た。

ハサンケイフのさらに南東にあるイラクまで、

ピッコロさんを探しに行く夢だ。

Nameks

ハサンケイフから乗り合いワゴンを乗り継ぎ、5時間。

気温は40℃を越え、乾いた灼熱の風が窓から襲い掛かる。

意識が朦朧としてきたとき、漸く国境が見えてきた。

国境を朦朧としたまま越える。


そのままイラク側のタクシーを捕まえ、

おれ「ピ、ピッコロさんのところ、、、へ。。。」

ドライバー「あいよ、ダンナ。。。まかせときな。。。」


夕日を受け黄金色に輝く渇いた大地を、タクシーはすっ飛ばす。

途中、ぼやけた意識の中で、ナメック星人らしき人影を発見!

Amadia

そして彼らの住居らしき家を窓から見た。

Amadia

日が落ちたかけたころに到着したのは

辺りを険しい山々に囲まれた、台地の上にある奇妙な町。

町の名は、確かアマディア。

Amadia

麓の村に宿を取る。

ホテルはUS$50とかほざくので、

住民の家を鍵つきUS$20で貸してもらう。

イラクは物価が高いようだ。

しかしエアコン、キッチン、シャワー付きでなかなか。

その日は、晩飯にパンと缶詰、チーズを買い込み、

願わくば明日の大魔王との謁見に備え、就寝。


翌朝、目覚めると既に時刻は9時。

センサーにホコリが付きまくってしまったカメラを簡単に掃除して、

いざ、台地の上の町まで5kmの単独行進。

またしても灼熱地獄。

意識は朦朧。


途中、地元の青年と合流し、

ここイラク・クルディスタンの地の概要ついて、レクチャーをしてもらう。


台地を登りきり、

マーケット通りと思しき場所に辿りついたとたん、我が目を疑った。

「ピッコロだらけやんけー!!!」

Amedia

どこを見渡しても、ナメック星人。

Amadia

ピッコロに、デンデに、ええと、んんあと名前わかんない。。

もうとにかく、うじゃうじゃ。

Amada

唖然としていると、

とにかく茶を飲めと、あちこちから手招きが。

「こ、殺されるー!!!」

Amedia

手招きに従って、彼らの輪の中に入ってみる。

Amedia

そっと手渡された小さなカップからは、

インドやトルコのチャイとは明らかに異なる独特の香りが。

Amedia

恐る恐る口をつけてみると、おいしい「イラキ・チャイ」。

少し香りが強めで、クセになる。

Amedia

町をふらふら歩いていると、

あちらこちらからおいでおいでの手招きが。

Amedia

皆それぞれファッションのポイントがあるようで、

ターバンや帯の色、丈の長さに個性が見られる。

最近流行りなのは、

胸のポケットが付いたツナギタイプ。

どうみても作業着にしか見えないが、

価格も安く、機能的で大衆受け良し。

人と違うものを求める個性派の皆さんは、

黒や青で大人の男を演出してみたり、

果てはオレンジの縦じまなんて柄を見事に着こなしたり。

見ていて飽きない。

Amedia

さらにふらふらしていると、

目の前に、一人のスキンヘッド親父が現れた。

逃げるコマンドを使うか迷った挙句、話すコマンドを使用。

「日中は暑すぎるから、あまり出歩いちゃダメだよ。

家で休んできな。」 とのこと。

お言葉に甘えて、

ここイラク・クルディスタンの地で初お宅訪問。

このスキンヘッド・ナメックの名はリダル。

おっさんかと思ったら21歳。

Amadia

ここアマディアの学校で英語を教えている。

お昼をご馳走になり、

ジェット・リーとブルース・リーとジャッキー・チェンは中国人だよ、

日本人ちゃうで、

と、トルコで散々、皆さんに説明したことをまたここでとくとくと教授。

Amedia

夕暮れ前に僕は単独、町を散策し、

たくさんのイラク・クルディスタン人の人々との交流を楽しんだ。

じいさん写真ばっかりじゃアレなので、イケメン写真も。

Amedia

麓の村ではなにやらお祭り騒ぎ。

夜になるとリダル一家と一緒に、この繁華街まで繰り出した。

彼の友人の車で送り迎えしてもらい、

バグダッドの暑さを避けてやってきたアラビアンたちを横目に、

僕らクルド人グループはクルディスタンの話に夢中。

Amadia

前にも書いたが、クルド人は国家を持たない最大の民族と呼ばれている。

どこへ行ってもよそ者扱い。

Amedia

しかし、

ここイラク・クルディスタンの地では彼らの警察によって治安が守られ、

ある程度の自治権が与えられている。

中東№1の安全地帯だ。

Amedia

そして、

これはブッシュがクルドの宿敵フセインを殺したことで、

さらに進展を見せている。

もうこれで毒ガス散布で皆殺しにされることもない。

目下の課題はしばしば発生するトルコとの小競り合い。

トルコ軍は越境爆撃してくるので面倒くさい。

Amedia

この地のほんの一部しか見ていないが、

インドで見たような酷い貧しさは全く感じられず、

むしろ高級車が目立つ。

フセインが捕まったときに経済崩壊を恐れて、

みんな銀行から金を下ろして高い車を買いまくったとのことだ。

そんな金がどこにあったかというと、

ここイラク・クルディスタンは石油が出るし、

クルド人はヨーロッパ各国に散らばっている者も多く、

送金を受けている家庭も少なくない。

Amedia

まあ未だに国は無いと言えども幸福に生きているように見えるし、

別に国が無くてもいいんじゃね?とか言うと怒られそうだからやめといた。

なんかようわからんが、

いろいろ問題あるだろうけど、まあまあいい感じだ。

Amadia

昨日の大魔王との謁見をすっかり忘れていたので、

翌朝から再びアマディアの台地へ。

そして、

和やかに談笑しているヒゲの人物を発見。

(暑いし面倒だし、もう、このおっちゃんでいいや。。。)

「ええっと、、、おおおお!大魔王じゃないスか!

 すみません、写真いいっスか?ついでにチャイも。。。」

Amedia

ということでちょっとシャイな大魔王との謁見も済み、

このイラクへの旅、

そしてピッコロ星人探訪記は平和裏に幕を閉じたのであった。。。


イラク・クルディスタンでは3日間だけを過ごしたが、

クルド人たちの好意が半端ではなく、

自分で払った飲食代は結局、最初の夜メシだけだった。

Amedia

ふと、

強烈な太陽の日差しで目が覚めた。

どこかの建物の屋上に置かれたベッドの上だ。

一瞬、自分がどこにいるのかわからなくなった。

今ネパールだっけ、いやいやカザフ?

確か昨夜は星空を見ながら眠りについた。

だんだん思い出してきたぞ。

どうやらここはトルコ南東部のマルディンのようだ。。。

ディヤルバクルあたりから意識がはっきりしない。

なんか暑すぎて全部夢の中みたいだ。

そのくらい、トルコ暑すぎ。。。
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