Hitch the world

-Just a documentary on my journey-

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闇夜の先に 

おんぼろバスのヘッドライトが闇夜を切り裂く。

対抗車のヘッドライトが作り出す光の輪を通り抜け、雲南の山中を幾度もワープする。

カーブを曲がる度にブレーキが金切り声を上げる。

始めは地上の光を見ていた。

点々と光り始め、やがてひとつの大きな光の集合体となり、街だとわかる。

しかし、いつも目的のそれとは違っていた。

同じような一連の光景を何度も通り過ぎる。

バスは真っ黒の排気ガスを撒き散らし、どんどん標高を上げていく。

高度計は2400mを示していた。

Naxi trive man

次に、夜空を見ていた。

すると、進む方角に在る巨大なひとつの雲が、オレンジ色に光り始めた。

時刻は23時を回っているので、夕焼けのはずはない。

まるでオーロラのように蠢く、巨大な光の塊だった。

きっとあの雲の下に目的のそれがあるに違いない、そう確信した。

DongBa trive man

しかし、これも違っていた。

それはあの巨大な光る雲の下ではなく、その中にあったのだ。

Night of Lijyang

麗江。


世界遺産の街に到着した。


他来マ我的演唱会 performed by Shuyang
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麗江での日々 

Syuyang、上海人、23歳、大学院生。

ドミトリーで一人、Nilsに教わった"Wagon wheel"を弾いていた。

すると彼がドアをノックし、弾かせて欲しいとせがむ。

いつもの流れではブロークンチャイニーズを話さなければならないところだったが、

彼は英語を流暢に話した。

Lijyuan

今はパリへの留学前の休暇であり、梅里雪山へのトレッキングをしてきたところだという。

中国の歌をいくつか教えてもらった。

ギターが良いコミュニケーションツールに成りつつある。

昨日、彼は上海へ戻ってしまった。

Lijyuan

いつまで、ここ麗江にいようか。

想像を絶するほど美しい町だ。

ずっといてもいいと思う。

京都に似ているが、その質量が違う。

3次元的に瓦屋根の家々が積み重なって、ひとつの巨大な城のようにも見える。

Lijyuan


James Hilton著 ”Lost Horizon” を古本屋で手に入れた。

次の目的地、シャングリラへと自分の足を向かわせるためだ。

そろそろ、可愛いあの娘のいる天空Cafeにも別れを告げねばならない。

At Cafe in the sky of Lijyuan, Yunnan, China

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脱出 

ここ麗江は居心地が良すぎる。

このままではまずい。

明日には、ここを出ることに決めた。

朝8:00発のローカルバスで、また何時間も移動する。

Wo-Ing

思い出したので書くが、アジアにはイスラエル人のバックパッカーがかなり多い。

彼らに年齢を聞くと、みんな20歳前後だ。

ラオスにいたときにGerardに理由を聞いたら、みんな元兵士だそうだ。

要は、ガザ地区にミサイルをぶち込んでいた者たちだ。

そういえば、

ガザ地区からはおもちゃのようなロケットが何発かランダムに発射されたのに対して、

イスラエル軍はやたら派手に報復してしまっていた。

彼らの最終目的地はインド。

メディテーションによって、

不本意にも殺してしまった人々に対して懺悔し、心の状態を正常に戻そうとするのだそうだ。

ドンデットで財布を無くしたGeriも、元兵士と言っていた。

彼は無事ハノイへ到着しただろうか。

Lost Horizon

次の目的地からは、いよいよ標高3000mを越える。

まだまだチベット自治区入境の道のりは遠いが、本格的なチベット文化圏へと突入する。

Night of Lijuan

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桃源郷 

James Hilton著”Lost Horizon”の中で桃源郷として描かれたシャングリラ。

もしここが本当にそのシャングリラだとしても、中国の西部大開発政策のせいで台無しになっている。

DSC03888.jpg

旧市街は残っているが、Touristicであり、本来の良さは多分に失われている。

DSC03884.jpg

新市街はというと、

標高3000mを超す立地による酸素の薄さと、

中国製トラックの真っ黒な排気ガスのせいで、呼吸さえできない。

DSC03831.jpg

大自然の美しさは確かに凄まじい。

DSC03811.jpg

ナパ海のど真ん中で昼寝をした。

DSC03718.jpg

もういい。

ここはすぐに出よう。

DSC03800.jpg

次の目的地は、郷城。

四川省カンゼチベット族自治州だ。

ここから先、成都までは、旅行者は自分以外にはいないだろう。

DSC03826.jpg

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我的桃源郷 

Julien、24歳、フランス人、上海大学メカニカルエンジニア専攻。

ここシャングリラを去ろうと決めた朝、あいにくの雨。

DSC03981.jpg

この雨によって、また足止めとなってしまった。

ユースホステルでギターを弾いていたら彼が現れ、

ここから数10Kmのヤンツェの谷へ行こうと誘われた。

DSC04002.jpg

心からのお誘いなら、断らないと決めている。

即答でYes。

翌日、早速キュートなチベタンガイド、Lindaを雇ってのOne day tripだ。

内容はなんてことはなく、寺、谷を巡って帰ってくるのみ。

これが逆に緩い雰囲気で、なんとも心地よかった。

DSC03985.jpg

仲間と何かをするということ、それ自体が久しぶりで、

これから向かう地域への良い後押しとなったことは間違いない。

Julienと出会った夜、ふらりと寄ったバーでチベット人ツェリンと即興バンドを組み、

数年ぶりにステージに立った。

DSC04031.jpg

これも、Julienがいたからこその巡り合わせだろう。

彼は今夜20:00発のバスで、大理へと旅立って行った。


Tibetan song


太陽


Wagon wheel

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